2021.12.10 【2074日連続投稿】
私は仕事柄、他人のあまり口にしたくない悩みなど聴くことが少なくない。
今日は、ある方から「こんな重い話を聞かされて廣安さんはなんで平気そうにしてるんですか?」と聞かれた。
以前、ある本で読んだ一文が頭に浮かんだ。
「分身で聴く」という言葉だ。
人によっては、メタ認知とも呼ぶだろうし、自分を客観的に観ながら聴くともいうだろうし、防犯カメラの視点を持ちながら聴くと言っていた人もいる。
それは相手の話を鵜呑みにしないコツであり、私が他人の視点に立ちながらも、私の考えを持っているという状態や保つために行っていることなのかと思った。
いつでも自分に戻ってこれる道を作っているから、他人の中に入って見ることができる。
しかし、相手の中に入るのは、100%の私でなく分身を飛ばしているイメージである。
聴くという行為は何気なくやるものだが、その姿勢によって自分も相手も大きく変わるものでもあることを再確認する機会となりました。
【日筮】
https://iching.malo.jp/37d.html#.YbNRgSVUuEc
【本日の晩酌】
休肝日。
おわり。