2023.08.25 【2789日連続投稿】
今日は時間があったので、妻を駅に送り届けた後にスタバで『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(著:山口周)を読み進めた。
「はぁ~、なるほど」という気持ちを今感じているのだが、それを言語化していきたい。
本書では、経営において感覚的なもの(アート)「なんとなくいいと思う!」「ふわっと思い浮かんだアイディア」から始まって、理論や理屈や経験値(サイエンス・クラフト)はそれを実現するために保管する要素として活用するのがよい関係性だと述べていると私を受け取った。
それは、私がお世話になっている「寺子屋塾」(子どもから大人がらくだメソッドなど様々なプロムラムで自己探求する場)のコンテンツの1つである未来デザインのやっていることにバチっとハマっていると思った。
未来デザインは、まず最初の段階に「理念設定」を行う。
理念と聞くと、「経営理念」など堅苦しい言葉が連想されるが、この理念設定はまさしく「自分の人生をアート面からみると、どうしたいか?」ということをやっているんだと思う。
指南役の井上淳之典さんはよく「なんのための人生か?と何度も自分に問うことがポイントの一つ」と言われるが、逆に経営においては「何のための会社か?事業か?」と問うことが大切と言えるだろう。
理念があるからその理念に沿って向かって、物事を進める。
絵に描いた餅にしないために、現状をしっかり把握して実行するための論理的思考をあとで使って行く流れになる。
だがしかし、私自身の経験や周囲の仲間の様子からしても「理念設定」が難しい。
極論、自分の感覚が分からなかったり信じられなかったりするのではないかと思う。
それは、親からのしつけの度合いや学校教育も大きく影響するだろうし、自分の人生をどうしていきたいかなんて考える機会がそもそもなかったりする。
30歳になった今、20代に色々と経験させてもらって基礎基本の思考はある程度身に付いてきたつもり。
30代はその守破離でいう守から破・離にシフトしていく段階だと思っている。
実行だけではなく、理想を描いてそれに向かって人も巻き込んで進めること。
私が具体的な理想を描けなくてもいいので、理想を描ける人の声に耳を傾けて、その理想を現実にしていくことが私の理想である。
中でも人の成長や組織作りに関してもっとも興味関心があるので、その点をまずは自社でしっかりと進めていく。
おわり。