名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ

「ひろやす」と聞いて、名前だと思われる方が大半です。

本日のつれづれ no.419 〜問題への向き合い方〜

2017.05.16  【421日連続投稿】

 

日々の営みの中で問題は絶えず起きています。しかし、起きた問題に気づいた時、問題が起きることを予測している人はその問題で悩みません。問題を解決しよとせず、問題が解決していくプロセスをながめていれば、問題はこじれることなく、問題が問題にはならなくなっていくのです。

 

引用:「〜しなさい」と言わない教育   (著:平井雷太)

 

 やったことないことで初めてやることに対しては特に、不安になってしまいがちだと私は思っています。なんせ教師生活(厳密には、常勤講師)2年目をやっている私がそうだからです。1年やると多少は分かることできることがありますが、まだまだ数えきれない程初めてのことをします。周りに頼れる方々が沢山いても、なんだかんだ不安はあります。

 

 不安があるってのは、上手くやりたい、問題が起こらず進んで欲しいと思っているから過度に気にしてしまうもので、上手くいかないことは当たり前、問題が起きるのは当たり前という姿勢でいれば過度に振り回されることもなく、問題の本質を見ようとしやすいのかなぁと思います。

 

 そして、「問題を解決しようとしない」ということが、私にとっては衝撃的なフレーズだったのですが、よくよく考えてみると問題を放ったらかしにするということではないんだと思いました。

 

 問題について色んな視点から見てみる。

 自分一人で考えるのではなく、色んな人の考えや見方を知る。

 少し経過を見てみる。

 

 問題だからといってすぐに無くそうとすることが「問題を問題視していること」なんだろうと思いました。

 いきなり解決を図ろうすると、特に集団内でおきる問題については色んな思惑が交差していることもあり、こじれる原因になりかねないのではないか。それぞれ視点の解決の仕方しか認識していないかもしれないし、そもそも問題視している人の思い上がりかもしれません。

 

問題、問題ってばかり言っているけど、問題っていうのは結局は人の価値観やフィルターを通したズレから生じるもののような気がします。

 

 今の世の中、レスポンスとかスピードが要求されることがあり、そういう側面も確かに大切なんだと思うけど、大事なことほど「時間がかかるもんだ」と思ってやっていけばいんじゃないかと思いました。

 

おわり。