2021.07.26 【1936日連続投稿】
今日はある利用者さんとご両親と支援機関が集まって、話し合い(業界的には「モニタリング」「カンファレンス」「ケース会議」など言い方がある)の機会がありました。
持病をお持ちの方で、梅雨に入ってなかなか弊社の訓練施設(就労継続支援B型)に出勤できていなかった状況で、我々も周囲も最初は「病状が悪化してるなら、しょうがいないな」という目で見ていました。
しかし、今日の話だと来れる日もあるくらいの調子だということで、ご両親からしたら「元気なら行こうよ」と思うが、本人は「行くタイミングでは調子が悪かったので、休みの連絡もいれたので、休む」と主張している。
私から「そういう行動をしていると、来たい気持ちがなくなったと受け取る人もいるから、調子が良くなって来れる時は、休む連絡をした後でも来ていいよ」と伝えると、
当事者の方は「それならそうします!休む連絡をしたあとに、『やっぱり行きます』はいけないと思い込んでました」とのこと。
このような問題は日常的にはらんでいる。
本人のやる気の問題だと思っていたけれども、思い込みの問題だったり、周りの環境を整えるだけで、行動が変わったりすることはよく起きる。
それは、障害をお持ちの方だけではなく、全人類に言えることだと思っていて、上手くいかない理由をやる気(意志・性格・価値観など)にせずに、環境面などから考えることで、解決する問題は世の中たくさんあるだろう。
【本日の晩酌】
休肝日。
おわり。