2020.07.09 【1564日連続投稿】
新型コロナウイルスにより、会社に行かなくても自宅で仕事ができる職業があることや学校に行かなくても自宅で学べることが、働く・学ぶに対してのマインドセットが変化されたのではないかと思っている。
マインドセットとは、日本語に訳すと思い込み・先入観・刷り込みといった言葉になる。
マインドセットについては、陸上でオリンピック出場経験がある為末大さんの記事が大変参考になる。
マインドセット(第12回メルマガより) | 為末大・侍オフィシャルサイト
この記事の中に、マインドセットが切り替わるためには、「兆しを見て、マインドセットが変わり始める」と書かれている。
つまり、会社に行かなくても学校に行かなくても、自宅で働いたり学べたりする事例がたくさんあったから、世間的にマインドセットされたのではないかと私は思っている。
しかし、私の今の仕事である障害者の働き方についてはあまり古い固定観念に止まったままの印象だ。
障害がある方といっても様々な方がいるのだが、特に精神障害や発達障害の方は人間関係にストレスを感じる方が多く、障害者雇用のキーポイントとして職場環境が重要と言われる。
一部では、障害がある方こそ、在宅で人間関係のストレスを軽減しつつ長く働く、自分のペースで働くことがもっと盛んになってもいいという声もある。
私自身、障害に関わらず、働き方はなんでもいいと思っているし、その人が生かされる働き方ができるならよいと思っている。
しかし、私の仕事上で知る限り在宅での仕事の選択肢はまずない。
本人も選ぼうとしないし、周りも勧めることはない。
やっぱり「障害者がある人は在宅で仕事は難しい」というマインドセットがあるのだろう。
それを変えるためには、どうしたらいいのかと思っていたが、改めて為末大さんの記事を読んでクリアになった。
いかに現実は変えることができるかという証拠をつくっていくか?
ここに注力していきたい。
【本日のつれづれ】
明日に備えて、休肝日。
おわり。