2021.07.25 【1935日連続投稿】
今日は『佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか?』(著:佐藤可士和)の本から「これ大切!」と思ったことを書きたいと思います。
佐藤可士和さんは、アートディレクターでユニクロをはじめ様々なロゴのデザインから始めり最近は店舗や空間のデザインも行っている方です。
不満を感じたら、意志表示をすることが第一歩です。そもそも「不満」というのは自分側からの一方通行の視点であり、非常にエゴイスティックなものです。クライアント側もやりたいのにできないのかもしれないし、気付いていないだけかもしれない。分かっていてやらないもかもしれない。その違いを見極めるためにも、「不満」を「不満」のままぶつけるのではなく、引っかかっている部分を「疑問」の形で表現するように心がけています。先方の事情を知れば納得できることは多い。こちらが気持ちをオープンにしてコミュニケーションをよく取れば、問題の多くは解決されるものです。
それでも、完全に不満がなくなることはありません。それでいいのです。不満は、次につながる課題になります。黙っていては、不満は不満のまま。感じたことは言葉にして伝え、コミュニケーションを取ることで、不満は納得と、前向きなエネルギーへと転換できるのです。
『佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか?』p.67~68
【本日の晩酌】
おわり。