2023.08.04 【2777日連続投稿】
今週、うちの知的障害がある利用者さんの一人がとても活発的になっている。
その方は自宅ではなく、グループホームという世話人からのサポートを受けられる施設で暮らしている。
親から少しお金を持たしてもらったら、いろんなものを買いに行ったり、15時に訓練が終り名古屋に遊びに行って帰ってくるのが23時だったりで、とても活動的。
昨日はその疲れからかグループホームに帰らず、病院で点滴を受けに行かれた。
支援に携わる側として、「それは本人の自由にさせすぎ!」「もっとしっかり管理しないと!」と思われる方も一定数いらっしゃりそうだ。
しかし、私たちの訓練施設側とグループホーム側では「色々やってみることが本人の経験になるから、状況の把握して最悪の事態にならないようにしたり、リスクを説明するが、結果本人がやったことは本人に結果が返ってくるので、見守ろう」という判断をしている。
勝手に判断して守ろうとする行為が、もしかしたら相手の気付きや成長の機会を奪ってしまうかもしれないという支援・教育論は存在する。
大切なことなのだが、支援者や教育者は口を一切出さず放任しておけばいいとも思わない。
その都度その都度、適切な関わりを見出して本人の自由を奪わないことが大切と思っている。
おわり。