2021.11.10 【2044日連続投稿】
話をしている中で、「分かって気になってしまう自分」に気付きました。
これまでおそらく100回は面談してきてるんじゃないかという利用者さんと今日も面談をしました。
ふと、「ねぇ、Kさん。Kさんは、私が話している時にメモをよく取るけど、一言一句漏らさず聞こうとしているように見えるんだよね。聞いている時どんなことを意識しているの?」と尋ねました。
すると「メモしてるときは、話全然聞いてないかもしれません!学生時代の習慣で聞いたものは、すべて書き起こすことが必要なのかと持ってメモを取るようにしていました」と話すんです。
一般的に見ればメモを取りながら話を聞いていることは、前向きに聞いているように思われて好印象です。
しかし、その方にとっては「メモを取る=聞いて大切な部分は一言一句覚えないといけない」ということだったんです。
今まで、100回以上の面談の中で、この方の聞くはどうなっているんだろう?と、相手の理解の仕方という視点に立てていなかったことに気付いた瞬間でした。
ためしに今日は、話を聞く時はメモを取らずに聞く・メモするときは話さないというルールのもと面談を行ってみました。
どれほど効果があったか分かりませんが、分かっている気にならずに細部まで確認するか?ということの重要性を感じました。
【本日の日筮】
【本日の晩酌】
休肝日。
おわり。