2018.04.19 【759日連続投稿】
子どもにつけさせねばならぬただ一つの習慣は、どんな習慣にも染まないという習慣である。
前掲『エミール』より
良い習慣を身につけることを、教える側に立つと教えたくなってしまうことがある。例えば、夜22時には寝て朝6時に起きて、朝ごはんを食べて、学校や職場に行き...というのは、一つの良い習慣なのかもしれない。
でも、それが全員に当てはまることなんて無い。
人それぞれの習慣があるし、そもそも習慣を確立しているのがいいのだろうか?
少なくとも、好みの傾向はあるけれども、このリズムじゃないとやっていけないというのは自分を型にはめているようだ。
要は、習慣ではないことが起きた時にどうできるかって方が大切なのではないだろうか?
そういう意味での、習慣に染まらない習慣という言葉なのではなかろうか。
おわり。