2022.02.06 【2132日連続投稿】
昨年、『繊細さん』(著:武田友紀)がテレビに取り上げられるくらいに有名になった。
こちらの本では、HSP(エイチエスピー)といって英語でHighly Sensitive Person(ハイリ―・センシティブ・パーソン)の略だそうです。「人の気質」を表す名称で、非常に繊細で敏感な人のことをさします。
アメリカの心理学者エイレン・アーロン博士によって名付けられ、人口の15~20%が該当すると言われており、繊細すぎることで、日常生活に生きづらさを感じてしまうこともあります。
大人はもちろんのこと、子どもにも該当し、私が支援している人たちにも、会社のみならず一緒に働く人にもいるかもしれないということで、私も注目してました。
実際、利用されている方の中にも、上記のような状態の方は少なくない割合でいらっしゃって、ハード面・ソフト面ともにその人に過度なストレスが生じないために何ができるのか現在進行形で試行錯誤しています。
具体的にハード面では、他人と不用意な関わりや気になるようなことを減らすことを考えて、衝立で気にしないようにしたりします。それでも厳しい方は、在宅でも仕事ができるようにハード面は整備します。
しかし、ハード面だけで解決する問題でもなく、肝心なのはソフト面かと私は考えてます。
また、長いこと支援してきている人の中には、敏感具合が弱わってこられている方もいる。
そのプロセスを見ると、やはり自己理解と自己受容を深めることが一番のポイントで、自分の理想と現実のギャップに苦しんで、誰かに迷惑をかけているとか・誰かのせいで自分が苦しんでいるという考えが変わっていくことだと思う。
鈍感くらいでちょうどいいって思えたら、変わった1つの証だろうと思っています。
【日筮】
【本日の晩酌】
おわり。