2023.08.19 【2482日連続投稿】
本日は、久しぶりのリアルで集まった教師塾を西尾さんと開催しました。
内容は、『生きる技法』(著:安冨歩)の読書会で、最後の内容を読みました。
読んでいなくても、その場で音読し前の部分を読んでいなくても読めそうな本を選んでいるので、今日突然参加の方もいらっしゃいました。
今日はキーワードを挙げると、「自己嫌悪」「子は自分を悪い子と思ってしまう」「成長」の3つです。
自己嫌悪
言葉のとおり、自分のことが嫌いになるのが自己嫌悪です。
自己嫌悪が生きるのを苦しめている正体の一つなのは間違いないのですが、自己嫌悪になるのは、子と親の関係が大きく関係していることに今日は触れました。
子は自分を悪い子と思ってしまう
よく仕事で、生まれたて赤ん坊がうつ病になっていることなんてないと言うのですが、同じようなに自己嫌悪になる赤ちゃんがいないです。
しかし、親や学校からの価値観の押し付けが自己嫌悪を作りだすきっかけになります。
自分の行動を否定されなくても、自分が感じたこと気付いたことをすべて発することがタブーであることを察するから、自分の感じることは良くないことと認識して刷り込まれるようです。
これは一種の生きていく力をつけていく過程でもあれば、度が過ぎると自分の感覚全てを否定してしまいます。
成長
自己嫌悪から抜け出すためには、「自分は間違ってない!」と暗示をかけても無駄になることがほとんど。
自己嫌悪になる原因を分析することが大切だが、自分一人でやるには盲点もあるので難しい。
だからこそ、周囲を頼れる存在を見つけておくことが自己嫌悪から抜け出す第一歩になる。
本書では、友だちと表現されているが、困ったときに助けてくれたり、頼れる存在を指している。
そして、自己嫌悪に向き合い、生きる力が増大していると実感している時は自己嫌悪にならない。逆に成長してない時は自己嫌悪になりやすい。
まだまだ深く掘り下げていきたい「自己嫌悪」というキーワード。
次回の教師塾はこの本を読み解いていくことに決まりました!
次回の開催日時はまだ決まってませんが、決まり次第連絡します。
おわり。