本日のつれづれ no.1336 〜得意・不得意で判断できるのは現在だけ〜
2019.12.19 【1366日連続投稿】
障害者雇用や就労支援の現場では、得意なことを生かしていくという思考がある程度浸透していると思っている。
たしかに、得意なことをやるとその人の能力は発揮されるし、素晴らしいことのように思える。
得意だからこの人は、これと決めてしまうことで現在はいいかもしれない。
しかし、不得意なことはやらなくてもいい。
というわけにもいかないのが、実際の現場である。
しかし、不得意なことでも未来には不得意でなくなっているかもしれない。
得意だから、この人はこれ。
不得意だから、この人はこれは無理。
とは一概には言えない。
得意なことを生かして、仕事を楽しいと感じられて、長く働いていけるからこれ。
というのなら、得意なことからどうしていきたいのかまで考えてある。
仮に不得意なことでも、楽しめられるのであれば、必ず上達はしていく。
要は、得意・不得意で判断できるのは現在だけなんだ。
そこからどう考えて、どうなりたいかを考えるのが、得意・不得意を生かす道なんだと思う。
おわり。