2023.07.26 【2768日連続投稿】
考えようとしていても、悩んでいる時もある。
そもそも二つの違いは曖昧で、どっから考えて、どっから悩んでいるのか分からない。
私自身も考えているつつもりが、答えは出てるのに悩んでいることは結構ある。
一橋大学の学長まで務めた歴史家の阿部勤也氏は、こんなことを言っておられます。
かつて、学生に考えるってどういうことか、どういう状態を考えるといっているのかと訊かれたんです。僕はものを考えるというのは、瞬間だと思っているのです。たとえば一時間考えるなんてできないですよ。
阿部勤也『歴史家の自画像』
考えておらず、悩んでいるかもしれないポイントは2つあると、上記の阿部勤也氏の言葉を紹介している『外資系コンサルの知的生産術』(著:山口周)では解説しています。
①手が動いていない
②言葉が生まれない
確かに書きながら考えたり、話しながら考えたりといったものは想像できます。
もし①②が続いているなら悩んでいる状態なので、誰かに頼ったり、別の方策を検討するのがよさそうです。
おわり。