2023.09.13 【2807日連続投稿】
この1年ほどで、採用の業務で少なくとも30人以上の方にご応募いただき、できるだけ丁寧に弊社の説明をしたり面接したりしてきた。
その中で、弊社に応募する求職者の動機の傾向が見えてきた。
①業界未経験だけど、人と接する仕事が好きで自分でもやれそうと思った。
②自分の近い存在に当事者(障がい者)がいて、なんとかしたい・学びたい。
③年齢不問・未経験歓迎だったので、これまで色んな経験を積み重ねた自分なら問題なくやれそう。
④その他(障がい者の支援をやっている会社だから働く人にも優しいはずなど...)
どのパターンだから受けがいいとかではなく、どのパターンでも伝え方次第で私の認識は変わることもこれまでの経験で学んだ一つである。
その中で、一見綺麗に聞こえるが注意している同期の一つが「憧れ」の要素である。
憧れの仕事をするというケースは、「今の自分には足りないけど、きっとこの仕事をすれば私の足りない部分を補ってくれたり、直してくれる」という気持ちがあると私は見ている。
その気持ちがなれけば、純粋に「やりたい仕事なんです」と表現してくれる。
憧れている状態は、自己受容できずに自分を見るのが怖くて、美化した自分を見ている状態。
憧れで就いた仕事をするのがいけないわけではないが、結果その仕事で自分の嫌な面や自己受容と向き合わなければならない場面が必ず現れる。
個人的には憧れでやりたい方を一切採用しないわけではないが、自己受容されているかどうかは気にして面接させていただいている。
おわり。