no.2711 〜2名が就職したことで思ったこと〜
2023.07.03 【2745日連続投稿】
今日は利用者さん2人の入社日でした。
それぞれ別の職場ですが、初出勤に同行してきました。
弊社が運営している就労継続支援B型事業所から一般就労企業に就職することを一般就労と呼んでますが、人によってはハードルが高いと思われることもあります。
本人の伴走者として私たちは存在しているので、「無理」とも「必ず就職させてあげる」とも言いません。
誤解を恐れずに言うと、本人の進みたい方向に進ませてあげるとも違います。
本人が自分の人生に向き合うきっかけや環境を提供して、放置するのでもなく支援者からの強制でもない関係性で関わり続け、結果本人と私たちが選択し続けた結果が一般就労という形になっただけだと思います。
ただ、弊社の施設に訓練として通うか、別の場所に働きに行けるかの違いは、本人からしたら大きな違いです。
所属する場所が変わってもその場所が本人が慣れて安心して働いて、人生のプラスになるように関わることは続きます。
一般就労はあくまでも通過点です。
我々も就職が決まった時や高校大学に合格したときは喜びますが、肝心なのはそこで何をするかです。
だから、「本人たちには失敗してもいい。その経験が人生の糧になるから」と言って送り出しました。
明日からも緊張すると思いますが、淡々とやってもらいたいなと思ってます。
おわり。