2023.07.09 【2751日連続投稿】
今年になってスタジアムでサッカーを見る頻度が増えた。
昨日は妻と豊田スタジアムで、名古屋グランパスVS横浜FマリノスのJリーグ1位と3位の対決を観戦してきた。
これで今年スタジアムで観戦するのは4回目だ。
今日は事務所で事務仕事を片付けていっているのだが、ふと人生で約12年間プレイヤーとしてやってきたサッカーが今の自分にどんな影響を残しているのか?と思った。
最近では、abemaTVで本田圭佑氏はじめ著名人が「小学生で全国大会は必要か?」とディベートしており、スポーツが人生にどんな影響を与えるのか?という視点でも語られていたことも思い出された。
私の場合、全国大会には縁がなかったサッカー人生だったが、それなりに勝ちたいと思ってやっていたと思う。
その経験から今に繋がっていると感じていることが、「分析力(分析する思考)」だと思う。
基礎体力でも技術でもメンタル面など色々候補がある中で、これか~!と思った。
サッカーには、基本戦術がある。
フォーメーションがあり、基本的な守り方・攻め方がある。
そして、今の仕事は障害がある方の就労支援で、当事者の方のアセスメントが大切と言われている。
このアセスメントは、本人の能力、適性を把握するものだ。
もちろん、本人が置かれる環境で、能力発揮できる環境・業務・人間関係など様々な外的要因も観察する必要がある。
このアセスメントの部分は、私がサッカーを観ている時の思考に結構似ている。
サッカーがよく分かってきたのは、高校3年から大学生にかけてだった。
小学生~中学生の時にサッカーをテレビなどで見ても点が入ったか否かでしか見てなかった。
しかし、高校生の時は海外サッカーを見たり、高校サッカーの強豪チームの試合がネット配信されるようになり、同じ試合を繰り返し見ることもあった。
特に私はディフェンスよりの選手だったので、なんで失点したのか?とか繰り返し見て自分なりの理屈や本を買って、一般的な理屈も仕入れるようになった。
それが就労支援の現場でも、生かされている気がしている。
アカデミックに福祉や障害のことなんて学んでいなかったので、最初は全然わからないことばかりだった。
しかし、繰り返し現場にいることで、自分なりの見解が生まれ、研修などで一般的にな考え方を知っていった。
「なんでミスが起きたのか?(なんで失点したか?)」
「どうしたらこの仕事ができるようになる可能性が高まるか?(どうしたら点が入りやすくなるか?)」
「どうしたら働けるか?(どうしたら試合に勝てるか?)」
など、思考はサッカーを観ている時にそっくりだとリンクした。
そうなると、高校生の時から「サッカーの指導者になりたいな」と思っていたが、サッカーの指導者ではないが同じことをやっている感覚すらある。
面白いのは、最初からこれが繋がっていたから今の仕事をやっているわけではないことです。
点と点がどう繋がるなんで分からないけど、自分の心の声に嘘をつかずに生きてきたからこそ、繋がったなのかと思っています。
おわり。