2023.10.07 【2831日連続投稿】
大部分の人はメタファーなどなくとも、日常生活はなんら痛痒を感じずることなくやっていけるものと考えている。ところが、われわれ筆者に言わせれば、それどころか、言語活動のみならず思考や行動にいたるまで、日常の営みのあらゆるところにメタファーは浸透しているのである。われわれが普段、ものを考えたり行動したりする際に基づいている概念体系の本質は、根本的にメタファーによって成り立っているのである。
ジョージ・レイコフ『レトリックと人生』
普段ふと出る言葉がその人の本質を突いているいるなと最近感じる。
油断して出る言葉もその人の一部だし、
何かトラブルがあった時に出る言葉もその人の一部だし、
取り繕わず発している言葉もその人の一部。
言葉を軽視せず、言葉にこだわる人でありたいと私自身は思っている。
しかし、他人の言葉をどの程度真に受けるかもその人の普段の言葉から判断すればいい。
すべての言葉を真に受ける必要はないとも思っています。
おわり。