2023.10.08 【2832日連続投稿】
本日、数か月に及んで読んでいた『世界のエリートはなせ「美意識」を鍛えるのか?」(著:山口周)を読み終えた。
重要な部分はほぼ読んで気になる点はブログにも記載していたが、久しぶりに1冊の本を読み終えたので、改めて記録といて記す。
何より「美意識」と聞いて、私はピンと来ていなかったのだが、読み終わった今では「美意識=(言語化できないセンス)」と認識している。
仕事のみならず、様々な決定を下す判断において、論理的に検証して決定することがすべてと思っていたが、そういうわけでもないということが、この本が私にくれた産物でした。
この本で大きく気付いたのは、うまく言語化できない方の声を分かるような人でありたいと思っていることだ。
私自身、美意識があるかどうか分からない(きっとあまり美意識が高いほうではない)。
だから、自分の力のみに頼っていては、会社も限界が来るし、家族も狭い世界より広い世界で一緒に生きたいと思ってるので、他人の声をしっかり聴ける人でありたいと思った。
私の感覚なのだが、美意識=言語化が難しいということは、普段はなかなか意見の主張が上手くできなかったり、本人自身も「伝えるのをあきらめる」傾向にあり、もったいない状況になっていることが多いのではないか?と思っているので、聴ける人・理解できる人になりたい。
理解ができれば、そこから私もその感覚に刺激を受けて、自分自身の感覚も変わってくるのではないか?と思い、自分の中の美意識を鵜呑みにせずに、ただ理屈と理論武装でやっていく人にもめげずにやっていきたいと強く思った一冊であった。
おわり。