2023.11.27 【2882日連続投稿】
障害者の就労支援の現場で上手くいかないケースは、本人も頑張ってるし、支援者も頑張っているけど、噛み合わない場合が少なくはない。
そんな時は、あるべき姿が本人と支援者で違ったり、理想が高すぎたり、本人の特性に向いてないことをなんとかしようとしていることが起きている。
よく私はサッカーで例えるんですが、「右足の方が得意なのに左足でゴールを決めることを求められる」状況が起きていると言い換えていい。
ゴールは右足でも左足でも1点は1点なので、そこにこだわる必要ある?!ということがある。
それこそ、「左足でゴールをすることをこだわる!」を変えて、「右足つかっていいよ」とするだけで、本人のパフォーマンスがガラッと変わることもある。
例を出すと分かりやすいが、実際だとなかなか支援者側も本人側も今のやり方・あるべき姿を変えることに抵抗感があったりする。
諦めない美学があるかもしれないが、諦めないことももっと広い意味で諦めずに、手法をこだわらないようにした方が、本人も支援者もストレスが減って上手くいきやすいだろう。
おわり。