名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ

「ひろやす」と聞いて、名前だと思われる方が大半です。

no.2556 ~素質よりも継続~

2023.05.08 【2590日連続投稿】

 

再び山口周さんの『仕事選びのアートとサイエンス』を読み進めている。

今日読んだ一部を心と記録に留めておきたいので、ここに記す。

 

「好き」なことはやがて「得意」にもなる 

さらに重ねて指摘すれば、職種のタイトルではなく、そもそもの仕事内容が「好き」という場合、長い期間にわたって継続的に努力できる、という強みがあります。これがなぜ強みになるかというと、長い期間にわたって計ぞ機的に努力できる、という強みがあります。これだなぜ強みになるかというと、長期的な努力は才能を帳消しにするからです。 この点について、「棋士の才能」に関する羽生善治さんのコメントを引いてみましょう。

素質って本当に難しいテーマで、子供たちに会って将棋を指すと、たくさんの手が読めるとか、発想が豊かだとか、正確に指せるとか、積極的に駒を動かしているとか、パッと見て手が選べるとか、一局指すとその子の持っている素質がかなり見えるんですよ。とことが、そういう素質豊かな子が全員そのまますくすく育つかというと、そうでもない。(中略)個人的に大事な要素は「地道にtyカウ実に続けられる」ということだと考えています。それが才能とか努力に結びつくのではないかと。だからたくさん手を覚えるとか計算が早くできるということも大事なんですが、将棋って、とにかく長くやっていくものなので、十年二十年経ってくると、そういうことはあまり関係なくなってくるんです。根気よく粘り強く続けられることのほうが資質とか才能より大事な要素なのかと思ってます。

(信原幸弘・エクスナレッジ編『脳科学は何を変えるか?』p141より)

 

山口周『仕事選びのアートとサイエンス』p.98~99

 

おわり。