2023.06.17 【2730日連続投稿】
今日も『仕事選びのアートとサイエンス』(著:山口周)から書いています。
昨日は、自分のキャリア形成において、新しい出会いを求めることよりも、今の職場でできることを積み重ねることが大切ということで締めていました。
私としては、新しい出会いが人生を変えると思っていたのですが、出会った後に繋がるだけの信用力が自分にあるかが大切とのこと。
よく若い方から広告業界やコンサルティング業界への転職のご相談を受けるのですが、私がいつもアドバイスするのは「いま、目の前にある仕事に誠実に取り組みなさい、いま、一緒に仕事をしている人たちに誠実に接しなさい。広告代理店に入れるかどうかはともかく、そうしていれば、あなたの人生はきっといい方向に向かいますよ」と言っています。
新しい業界を目指すら新しい会社を目指すらだから今やっている仕事、いま一緒にいる人はどうでもいい、という考えは徹底的に間違っています。こういう考え方をしていると、長期的にはかえってキャリアをダメにしてしまうでしょう。いま、まずやれることを一生懸命やる、これが非常に大事です。
『仕事選びのアートとサイエンス』p.144
ブログが1000日続くまではよく「淡々と続ける」「日々を丁寧に」をよく書いていたのですが、最近書いてない内容だなと思いました。
疎かにしている気はなかったのですが、今一度胸に刻みたいと思いますし、今年で30歳になる身としては、もし20代に相談を受けたとしたら、1番のメッセージかもしれないと思いました。
おわり。
